Quantcast
Channel: 石元太一のブログ
Viewing all 1883 articles
Browse latest View live

「ルドルフとイッパイアッテナ」(講談社)

$
0
0

イッパイアッテナが

 

またいいことばかりを言うんだ。

 

「黒ネコがえんぎわるいなんて、

 

めいしんだ。

 

そんなことをしんじてるのは、

 

教養のないしょうこだ」

 

「教えてやってもいいが、

 

勉強は、たいへんだぞ。

 

人間の子どもたちは、

 

何年もかかって、何百もの文字を、

 

れんしゅうするんだからな。

 

ぜったいに、

 

とちゅうでなげだしたりしないって、

 

やくそくできるか?」

 

「ルド、あきらめちゃだめだ。

 

『ぜつぼうは、おろかもののこたえ』

 

っていうんだぞ」

 

「名前が、いっぱいあるのとおなじだ。

 

どんな名前でよばれようと、

 

おれはおれ。

 

かいネコだろうが、のらだろうが、

 

おれはおれだ」

 

 

 そして、イッパイアッテナの

 

優しさにも感動。

 

猫相手にこんなに感動したのは、

 

ワンピースに出て来る

 

ネコマムシの旦那以来だ。

 

男だぜ、イッパイアッテナ。

 

素晴らしいアニメ絵本でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 


血別

$
0
0

 まだ東京拘置所にいた頃、

 

友人が「血別」(CYZO)という本を

 

差し入れてくれたのだが、

 

アカオチをしたら

 

禁止図書になるだろうと思い、

 

アカオチ前に慌てて読んだ。

 

その中で気になる記述があったので、

 

抜粋をしたい。

 

 

「もうひとつ桑田さんの保釈問題をめぐっては、

 

いわく因縁のある一件があったのを看過できない。

 

わしの知り合いに明友会にいた鶴城郁夫という者がおって、

 

その弟に丈二という者があった。

 

兄の鶴城郁夫が生島久次がらみの事件で殺されて、

 

丈二は太田興業傘下の侠友会の二代目になっておった。

 

 この鶴城丈二のところに、

 

佐藤組内六甲連合会会長の亀谷直人が、

 

検察官の不祥事ネタがあると話を持ちかけてきたのだ。

 

検事のスキャンダルが掴めそうだから、

 

それをネタに裏取引をして、

 

桑田さんの保釈を取ろうというわけだ。

 

その工作費(検察へのプレゼント)に

 

2億円が必要だという。

 

 相手の身元がハッキリしているので、

 

話に乗ってみることにした。

 

わしひとりでは2億をすぐ準備できないから、

 

山健組に持ち帰ってはかったところ、

 

それで行こうやないかとなった。

 

当時の山健組は5000人もおるわけだから、

 

2億円はすぐに用意できた。

 

 ところが、2億円を渡したのはいいが、

 

半年経っても何の音沙汰もない。

 

保釈も認められん。

 

「どないなっとるのかい」と鶴城丈二に急かすと、

 

丈二が子分たちと亀谷を締め上げた。

 

 それで「会長どないします?

 

本人はちゃんとする言うてますけど。

 

放しますか、締め上げてカネを取り戻しますか?」

 

と訊いてきた。

 

相手も身内やから

 

「しゃあないな、いったん放したれ。

 

ちゃんとやる言いよるんやろ。させい」

 

と指示しといた。

 

それでも、何の進展もなかった。

 

 実はこの裏工作には、

 

検察の裏ガネをめぐる内紛が絡んでおったのだ。

 

 ことの発端は、亀谷が事務所代わりに使っていた

 

マンションを検察官の三井環が落札し、

 

銀行ローンを組んだことにはじまる。

 

住まないのに住居として偽造したという、

 

どうでもいい微罪(不実記録)で

 

三井が逮捕されたのである。

 

ついで収賄の容疑が追加された。

 

これが第一の事実だ。

 

 この三井環という検事は

 

大阪高検の公安部長だが、

 

人脈的には反主流派で検察の裏ガネに

 

批判的やった。

 

鳥越俊太郎の報道番組で、

 

5億円といわれる

 

裏ガネを暴露するつもりやった。

 

そのくせ、この三井はヤクザに接待を受けるなど

 

脛に傷のある身でもあったとされる。

 

そしてそのヤクザというのが、

 

佐藤組の亀谷と渡真利という男である。

 

 検察の主流派は、

 

三井を追い落とすために渡真利と亀谷に

 

「三井を逮捕するのに協力してくれたら、

 

桑田兼吉の保釈を考えんでもない」

 

と持ちかけたとされている。

 

この主流派のトップが

 

原田明夫検事総長だと言われている。

 

いったん裏金(調査費)の存在を否定して、

 

のちに認めたのだから、少なくとも

 

隠蔽する側にいたのは確かなのだろう。

 

 この取り引き話が、

 

亀谷からわしのところに来たわけだ。

 

話を直接申し入れてきた検察官は、

 

厚生労働省の

 

村木厚子冤罪(証拠改ざん)事件で

 

逮捕された大坪弘道だといわれている。

 

いずれにせよ亀谷の言う取り引きには、

 

実体があったことになる。

 

これが第二の事実だ。

 

やがてこの裏金の謎の真相は

 

「市民連帯の会」の代表となった

 

当事者三井環の手で明らかになるであろう。」

 

 

 桑田兼吉さんの事件、裁判は

 

「司法の崩壊」の中でも取り上げられていたし、

 

同じ共同共謀正犯だったので

 

判例の一つとして

 

記録を読み込んでいたのだが、

 

裏側ではこのような動きがあったのかと、

 

大変興味深い内容だった。

 

 

「それにしてもや、『盛力本』で、

 

あることないことをノンフィクションとして

 

暴露したつもりの盛力は、

 

名古屋新空港の件を暴露したから

 

高山清司若頭に殺される、

 

中国人を使って殺せと

 

高山若頭が言うておると、

 

著書のあとがきに書いているが

 

高山若頭がそんなことをするのも

 

言うこともありえない。

 

すべて盛力の妄想の言葉である。

 

 さらには

 

「山口組を潰さなあかん」

 

「警察も一生懸命取り締まってる」

 

「内部から潰して」

 

「いっぺん潰して、元に戻す」などと、

 

文言だけをとれば警察の尖兵になっておる。

 

 わしからの『盛力本』の件で

 

会いたいという連絡も、

 

知らぬ存ぜぬで黙殺したままや。

 

聞くところによると、

 

警察に庇護をもとめているらしい。

 

情けないものや。

 

 かつての仲間を警察に売る。

 

噓を指弾されたら逃げまわる。

 

警察に警備を依頼する。

 

山口組を潰せと応援する。

 

まことに、元ヤクザとしても

 

あるまじき姿ではないか。

 

『鎮魂』という表題だが、

 

斃れた仲間たちへの鎮魂が

 

全く感じられなかった。

 

おのれの誇張した自慢話はあっても、

 

極道人生を顧みる気持ちなどは

 

微塵も感じられない。

 

そんな感想を抱くのは、

 

はたしてわしだけやろうか。」

 

          太田 守正

 

           「血別」より抜粋

           (CYZO)

 

趣旨と提言

http://www.kyudan.com/opinion/kensatsu2.htm

 

三井環

https://ja.wikipedia.org/wiki/三井環

 

三井環事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/三井環事件

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

「日本のイルミネーション BEST」(廣済堂出版)

$
0
0

イルミネーションが多く見られる

 

季節になったね。

 

横浜刑務所の近くに

 

建っているマンションも、

 

クリスマスシーズンに

 

イルミネーションを

 

取り付けてくれるそうなのだけど、

 

今までそのイルミネーションを

 

見てきた人は

 

「そのイルミネーションを見ていると

 

何だか切なくなります」、

 

「シャバが恋しくなります」

 

とのこと(笑)。

 

まぁ、理解は出来るね、その気持ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

 

Mr.サンデー

$
0
0

 ホセ・ムヒカ大統領が

 

「Mr.サンデー」に出演した時の

 

番組内容を、

 

また別の文通している方が

 

わざわざ文字に起こし、

 

送ってきてくれた。

 

「他の収監されている方達にも

 

是非読んでもらいたい内容なので、

 

それらをブログのほうに

 

載せてもよいか」

 

とその方に確認したところ

 

「好きなように

 

使ってもらって構わない」

 

とのことだったので

 

もしホセ・ムヒカ大統領に

 

興味がある収監者が

 

知り合いにいたら、

 

プリントアウトでもして

 

送ってあげて下さい。

 

 

 

 


 

 

 

 

俺がこのプリントを

 

読ませてもらって

 

1番気になったのは

 

宮根誠司さんのこの言葉だ。

 

 

「以前竹田圭吾さん(故)が

 

ムヒカさんを特集した時

 

(去年10月11日放送でのコメント)

 

こういうことを

 

おっしゃってるんですね。

 

『清貧で高潔な人』を

 

立派だと思いたいのは、

 

自分の罪悪感を軽くしたい

 

という気持ちだ。

 

竹田さんらしいコメントですね〜。

 

でもあの〜僕もムヒカさんに会って

 

すごい罪悪感軽くなったんで

 

これでいいんじゃないかな

 

と思うんです」

 

 俺も宮根さんと全くの同意見。

 

例え自分の罪悪感を

 

軽くする為であっても、

 

ホセ・ムヒカさんの生き方、

 

考え方を知って

 

何も思わない、感じない人間で

 

あるよりはよっぽどいい。

 

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

 

聞く耳、学ぶ姿勢

$
0
0

「東洋経済」の松下幸之助さんの

 

側近だった方の連載が

 

とても勉強になるといって、

 

最近文通をしている方が

 

わざわざプリントにまとめたものを

 

送ってきてくれた。

 

その方が言っていた通り、

 

本当に勉強になることが

 

沢山書かれてあったので、

 

今日はその連載記事から

 

一部分を抜粋したいと思う。

 

 

「ある寒い冬の日、

 

私は松下幸之助といつものように

 

真々庵の茶室でお茶を飲んでいた。

 

木枯らしが吹き、

 

杉木立のひゅひゅうと鳴る音が

 

聞こえていた。

 

すると突然松下が

 

『きみ、風の音を聞いても

 

悟る人がおるわなあ』と言った。

 

私はそのとき、

 

松下が何のことを言っているのか

 

意味がわからず、

 

ただ、『はぁ、そうですか』

 

と返事をしただけであった。

 

『聞く心があれば、悟ることができる。

 

後になってよく考えてみると、

 

松下は私にもっと勉強してほしいと

 

思っていたのではないだろうか。

 

問題意識があれば、

 

風の音を聞いても悟る人がいる、

 

ということである。

 

聞く耳を持っていたら

 

聞こうという気持ちを持っていたら

 

何でもない風の音を聞いても

 

ハッと悟ることができるのに

 

きみと話をしていても、

 

なんとはなしに頼りない。

 

もう少し問題意識を持って話を聞け。

 

松下はこう言いたかったのではないか、

 

と気づいたのは

 

しばらくたってからのことだった。

 

おそらくこのように

 

言いたかったのだろう。

 

『話をするよりも、

 

話を聞くほうが難しいな。

 

いくらいい話をしても

 

聞く心がなければ

 

何も得ることはできんが、

 

聞く心があれば

 

たとえつまらん話を聞いても、

 

いや、たとえあの杉木立を鳴らす

 

風の音を聞いても、

 

悟ることができる人は、

 

悟ることができる。

 

そんなもんやで』

 

たとえばニュートンである。

 

リンゴの実が枝から落ちるのを見て

 

万有引力を発見した。

 

リンゴが落ちる光景は、

 

それまで何万人、何千万人もの人が

 

見ているはずである。

 

それにもかかわらず、

 

ニュートンだけが

 

宇宙の真理のひとつを発見した。

 

耳を傾ける心が

 

あったからである」

 

「風の音からも悟る」とは

 

またすごい表現だが、

 

本当にその通りなのだろうなと

 

この連載記事を読んでいて思った。

 

 少し前に読んだ

 

「日本で、自宅で、一人で、

 

ここまでできる!

 

海外ドラマDVDの英語学習法」

(CCCメディアハウス)

 

の中にも

 

こんなことが書かれてあった。

 

「留学して英語を

 

しっかり学んできた人は、

 

ただその環境に

 

どっぷり浸かっていただけでなく、

 

そのチャンスを、ムダにならないように

 

最大限に活かされたのだと

 

思います。

 

いくら素晴らしい講師の授業を受けても、

 

有名人の講演を聞いても、

 

それを自分で反芻し、

 

消化する作業を行なわないと、

 

ただその話を聞いて良かったなぁ、

 

すごかったなぁ、と

 

インプレッションを受けただけで

 

終わってしまいます。

 

『何かを聴いた』

 

『そういう場にいた』

 

『経験した』

 

ということを勉強した証のように

 

捉える受け身的な姿勢では、

 

どんなものでもモノになりません。

 

 留学して英語を身につけた人は、

 

留学したという事実に

 

ただ流されていたのではなく、

 

そこに積極的に関わろうとする

 

意欲と行動力が

 

絶対にあったはずです。

 

『留学したんだから

 

英語が出来て当然』

 

というような考え方や態度を、

 

私はナンセンスだと思っています。

 

『英語の環境に身を置き”さえ”すれば、

 

それで英語が話せるようになる』

 

という考え方の延長線に

 

あるものだからです。

 

『身を置くだけ』で

 

英語が話せるようになるのなら、

 

誰もこんなに苦労はしません。」

 

 

 どうだろう。

 

通じるものがあると思ったのだが。

 

なかなか実践出来ることではないが、

 

俺も聞く耳を学ぶ姿勢を持てるよう

 

少しずつ努力していきたいと思う。

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

赤富士

$
0
0

縁というタイトルの記事で、

 

山本集さんの絵を持っていた人が

 

いたと書いたが、覚えているかな?

 

あれからその方が、

 

その絵の写真を送ってきてくれたので、

 

今日はそれをUPさせてもらいます。

 

 

立派赤富士の絵だ。

 

赤富士の絵は縁起がいいと

 

聞いたことがあるけど、

 

ホントなのかねー?

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

「超・絶景宇宙写真」(パイ・インターナショナル)

$
0
0

先々月、丁度「オデッセイ」という

 

映画を観たけど、

 

宇宙に対する興味は尽きないよね。

 

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

 

「Dear Earth」(パイ インターナショナル)

$
0
0

もちろん宇宙だけでなく、

 

自分達が暮らす地球も

 

まだまだ気になることだらけで

 

行きたいところだらけだ。

 

 

 

 

 

「生き物を撮るときと同じように、

 

話かけながら地球を撮るようにしている。

 

心が通じるような気がするからだ。

 

夢中で地球と向き合っているうちに、

 

自分も地球と1つになっているような

 

感じがすることもある。

 

風の動き、大洋が雲から顔を出す

 

タイミングなどが自分の

 

タイミングと合ってくるような、

 

そんな感じだ。

 

また、ふと地球の温かみに触れて

 

心が震えることもある。

 

そんな時、大地に向かって

 

その喜びを伝えようと思う。

 

 僕ら生き物に、

 

当り前に食べ物や薬を

 

差し出してくれる地球は、

 

知れば知るほど、

 

ただの”土塊”などではなく、

 

まるで母親のような

 

心のある存在だと感じる。

 

優しい草原、透明な海、

 

神々しい大地などに

 

心が震えるのは、

 

その奥に存在する、

 

そんな心のようなものに

 

触れるからなのだろう。

 

 世界の多くの先住民たちは、

 

地球に語りかけ、愛でて、

 

感謝することが、

 

育んでくれていることへの恩返しになり

 

地球への癒しになる、という。

 

さまざまな自然災害で自然への

 

恐怖や不安が膨らんでしまい、

 

地球との関係が

 

ギクシャクしまっている今、

 

そんな風に接することが、

 

地球との関係をもう一度取り戻す上で

 

大事になってくるのかもしれない。

 

 それにしても地球は本当に美しい。

 

その美しさを分かち合い、

 

地球の生きた鼓動を

 

一緒に感じていただけたら

 

嬉しく思います」

 

      写真家 高砂 淳二

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 


質問

$
0
0

ここ横浜刑務所に

 

収容されている受刑者達に

 

今回何をしてここに来たのかと

 

尋ねると、

 

多くの人が「窃盗」か

 

「覚醒剤の所持・使用」だと答える。

 

また再犯者も同様に多い。

 

(中には横浜刑務所に

 

入所したのが3回目だという

 

強者もいる(笑))

 

そこでせっかくなので薬物犯の人に

 

「なぜ再び覚醒剤に

 

手を出してしまったのか?」

 

「覚醒剤をやめるには

 

どうするのが一番だと思うか?」

 

と自分の後学の為にも尋ねてみた。

 

 まず「なぜ再び覚醒剤に

 

手を出してしまったのか?」だが、

 

よく理由として挙げられる

 

「むしゃくしゃすることがあって」

 

「SEXの時の快感が忘れられない」の他、

 

「刑務所に入る度に

 

25000円が20000円、15000円と

 

安く手に入るようになってしまったから」

 

という理由もあった。

 

確かにここでも出所後に、

 

薬の売買の約束をしている人もいる。

 

当然売人の人も

 

刑務所に入るわけだから、

 

それは自然な流れなのかもしれない。

 

でも、だからといって防止の為に、

 

それだけの人数の薬物犯を

 

分けて収容することは不可能。

 

難しい問題だ。

 

「覚醒剤をやめるには

 

どうするのが一番だと思うか?」

 

については次回書きます。

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

薬物に手を出しづらい空気の醸成

$
0
0

「覚醒剤をやめるには

 

どうするのが一番だと思うか?」

 

この質問については

 

少し意外な答えが返ってきた。

 

「覚醒剤をやめる為に、

 

今回は地元に戻ろうかと思います」

 

今まで俺が少年院などで

 

見てきた限りだと、

 

他の犯罪も含め、大概の人が

 

新たにやり直すために

 

地元を離れると言う。

 

だが、その人は

 

「地元の友人達は皆いい歳にもなり、

 

薬をやめました。

 

そんな環境の中、

 

『薬、引けないかな?』

 

とは

 

『まだそんなものやってんのかよ?』

 

と言われそうで聞けないですから」

 

と言い、あえて今回は

 

帰住先を地元にするそうだ。

 

確かにその時一緒に話に

 

参加していた別の人も、

 

「俺も昔はやっていたけど、

 

自然と周りが落ち着いていって

 

薬をやめ出し、

 

薬をやり続けていると

 

今度は逆に馬鹿にされそうな空気が

 

出来てきたからやめましたよ」

 

と言っていた。

 

そういった空気が

 

醸成されている地元なら、

 

新たに知らない土地で

 

やり直すよりも安心かも知れないね。

 

その友人達が監視の役割に

 

なってくれる可能性もあるし。

 

(そう、覚醒剤といえば先日、

 

「石元会にはポン中は

 

一人もいなかったな。

 

多分、石元の親分が

 

おっかなかったからだろう」、

 

「石元の親分は

 

すごい気が短かったよなぁ。

 

下の人間が大勢いるのだから

 

任せればいいのに、

 

何でも自分で動いちゃうんだから」

 

と父の組にいた人が笑いながら

 

俺に話してくれたが、

 

その話を聞いて生前の父のことを

 

思い出し、

 

俺もまた思わず大笑いをしてしまった(笑))

 

 薬に関して他にもまだ

 

いろんな話があるので、

 

気が向いた時にでもまた書きまーす。

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

「あなたに、会えてよかった」(PHP研究所)

$
0
0

「信じたよう 願ったよう

 

叶ってゆく と 私がわたしを

 

信じる

 

必要なのは 自分への信頼感

 

きっと叶える、 という意志の力」

 

「人が一生で運べるものは

 

ひとり ひとり ちょうどの量が

 

決められているとして

 

重いものを ほがらかに 

 

軽いものを ていねいに

 

運べるひとでありたい」

 

 

中島 未月さんの言葉、

 

HABUさんの写真、

 

相変わらず最高です。

 

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

「まるで海外のような日本の絶景」(宝島社)

$
0
0

 最近よく見ているお気に入りの本です。

 

「俺はまだまだ日本のこと

 

全然知らねーな」

 

と思い知らされる今日この頃。

 

旅がしたい。

 

綺麗な景色がみたい。

 

おいしい空気を吸いたい。

 

あー、Made in ナメックの

 

ドラゴンボールがほしい。

 

ナメック星のポルンガなら

 

丁度願いを3つ叶えてくれるから(笑)

 

 

 

 熊本の草千里を見ると、

 

マンガの「女帝」を思い出すなー。

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

知らぬところで

$
0
0

後輩達が外で俺の誕生日を

 

祝ってくれたようで、

 

その時の写真をわざわざ

 

差し入れてくれた。

 

俺のいないところで

 

ご苦労なこった。

 

でも、嬉しいものだな、

 

こういうのも。

 

早く写真立てを購入して、

 

その写真を飾らないと。

 

ありがとう。

 

 

 

 

「時は流れない。それは積み重なる」

         

             秋山 晶

 

「友人とはあなたのすべてを知っていて、

 

それでもあなたを好いてくれる人のことである」

 

          エルバート・ハバート

 

「憂鬱だった?

 

それならこの処方の通りにしたら、

 

きっと二週間で全快しますよ。

 

それは、どうしたら人を喜ばすことができるか、

 

ということを毎日考えてみることです。

 

不幸に陥る人は、自分のことだけを

 

考えてる人なのです」

  

             A・アドラー

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

そこかしこで

$
0
0

今回俺が配役された工場は、

 

刑務所内で何か問題を起こし、

 

いろんな工場を回ってきた人達も

 

いる工場なので、

 

ここ横浜刑務所の様々な情報が

 

入ってくるのだが、そんな中、

 

聞いていて驚いた、というよりは

 

つい笑ってしまったのが、

 

俺が過去に久里浜少年院、

 

小田原少年院、八街少年院、

 

赤城少年院にいたという話だ。

 

よその工場で、

 

「石元さんと○○少年院で一緒だった」

 

「○○で見たことがある」

 

などと言っていた人がいるみたいで、

 

この工場に来てから、

 

「十代の頃、

 

どこの少年院に入っていましたか?」

 

と聞かれた。

 

(俺と一緒に酒を飲んだことがある

 

と言っていた人もいるみたいだが、

 

名前を聞いてもわからなかった)

 

 

俺が入院していたのは

 

中等少年院は水府学院、

 

特別少年院だと青森少年院、

 

愛知少年院だけなんだけどなー(笑)

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

君の名は?(笑)

$
0
0

 他にも中で聞いて驚いた話がある。

 

同じ工場の人で、10年程前に

 

水戸少年刑務所(現在は通常の刑務所)に

 

入所していた人がいるのだが、

 

何だかその時に石元太一と

 

名乗る人物と工場が一緒だったという。

 

このブログの読者は「?」と

 

思うことだろう。俺もそうだった(笑)

 

その俺の名前を語っていた人物、

 

名字は違っていたらしいが、

 

下の名前は太一だったらしく、

 

「俺が関東連合の石元だ」

 

「家庭の事情で今は名字が違うが、

 

シャバに戻れば『石元』だから」

 

と話していたそうだ。

 

街の事情にも精通していた為、

 

(その情報がどれほど信憑性のある

 

ものだったのかはわからないが)

 

その人物の言うことを

 

信用したらしいのだが、ただその人物、

 

薬(薬物)をいじっていたそうで、

 

俺が薬をいじったりしないのを

 

知っていたその人は、

 

ずっと不思議に思っていたという。

 

そしてその後、

 

雑誌などに出ている俺を見た時に、

 

「ん?何か違うぞ?」

 

と思い、本物の俺が

 

今の工場に現れた時に確信したそうだ。

 

騙されたと(笑)。

 

 その人は、

 

「まるできつねに

 

  つつまれたような話」と

 

俺に言っていたが、

 

あまりも突拍子もないに

 

俺の方がフォックスに

 

つつまれちゃったような感じだ(笑)。

 

皆さんも”偽元”さんには気をつけて(笑)


心ある女

$
0
0

先日ある方から

 

「抱え込む重荷」という

 

俺のブログ記事についての

 

感想をいただいた。

 

 

「私は5年も1人で待ち続け、

 

愛していた、信じていた人に

 

手のひろを返したかのように裏切られ、

 

ゴミのように不要になった途端に

 

捨てられました。

 

人が信じられなくなり、

 

生きるチカラも失い、

 

絶望しかなくて、

 

死ぬことばかり考えていました。

 

その時に目にしたのが、

 

太一さんの

 

『抱え込む重荷』というブログでした。

 

『自分自身がなんで

 

こんな目に遭うんだろうか』と

 

私も思っていて、

 

太一さんのブログにある

 

支援されている方も

 

同じように思われてて・・・。

 

こんな思いしてるのは

 

私だけじゃないんだと

 

思えました。

 

私は夫婦だったので、

 

ある意味仕方ないと思うのですが、

 

この方は本当に何の得もないのに、

 

こんな思いをされてることに

 

心が痛みました。

 

そして太一さんの言葉、

 

『本当に何の得にもならないことを

 

この方は率先してやっている。

 

この方のような存在が多くの人を救う。

 

とても意味のあることだ』で、

 

私の待ち続けた、信じ続けた5年間は

 

ムダな時間じゃなかったんだと

 

思えました。

 

全てを失い、

 

結果はこうなってしまったけど、

 

手に入れたものもあります。

 

私にとっても、別れた主人にとっても、

 

意味のあることだったと

 

思えるようにもなりました。

 

私が何か間違ったことを

 

したわけじゃないし、5年間、

 

私の出来る限りのことは

 

精一杯したと私は

 

胸を張って言えるので、

 

正々堂々と生きることにしました。

 

そして心ある女を

 

貫き通すことにしました。

 

それで今の私があるのです。」

 

 

このように言ってもらえ、

 

俺はもちろんのこと、

 

きっとその刑務所出所者の

 

支援を行なっている方も

 

嬉しいことだろう。

 

この記事を読めば、

 

今日まで支援を続けてきて

 

よかったと思うだろうし、

 

また俺自身もブログを

 

書き続けてきて良かったと

 

思った瞬間の一つだった。

 

ところでこの元夫の方、

 

「誰も支えてくれなんか頼んでへん。

 

お前が勝手にやったことや」

 

と言って、

 

外で待ち続けてくれていた

 

この方のことを、

 

一度も顔を見せに行くことなく、

 

一方的に突き放したそうだが、

 

なかなかいい性格をしているよな。

 

人様の家庭、恋愛事情に

 

首を突っ込むような

 

野暮な真似はあまりしたくないけど、

 

それだったらせめて

 

中に入っている時に、

 

いずれ籍を抜いて関係を

 

解消するつもりだという

 

自分の意思をハッキリと

 

相手に伝えておくか、

 

出てからちゃんと相手と

 

膝を付き合わせて過去の精算と

 

謝罪をするかはしてほしいものだよな。

 

いや、むしろそれは

 

すべきことだっただろうな、

 

籍まで入れた夫婦なら。義務としてもさ。

 

その元夫に、もう二度と

 

同じようなことを繰り返させない為にも、

 

「あんな出来た女を

 

俺は逃がしてしまった」

 

と後悔するくらいの生き方、

 

人生をこの方には歩んでもらいたい。

 

「心ある女を貫き通す」

 

なかなか言えることではないよね。

 

かっこいいよ。本当に。

 

やっぱり女性の方が男性よりも

 

遥かに逞しい。

 

俺自身もこの逞しさを見習いたい。

 

 

「人生で何にも増して耐えがたいことは、

 

悪い天候が続くことではない。

 

雲ひとつない好天が続くことだ」

 

            カール・ヒルティ

 

 

「私は失敗を恐れたことはない。

 

よいことは、必ず失敗の後にやってくるのだから」

 

           アンネ・バクスター

 

 

「一つだけ教えておこう。

 

きみはこれからも何度もつまずく。

 

でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ」

 

         45年後ののび太

         (ドラえもんプラス)より抜粋

 

 

「何かを『築いた人』より、

 

何かを『気づいた人』のほうが幸せだ」

 

                  中谷 彰宏

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

悲憤慷慨

$
0
0

 覚醒剤といえば、

 

去年ASKAさんの逮捕・釈放が

 

すごい話題になっていたけど、

 

もしASKAさんの主張通りなら、

 

もっと警視庁に対して

 

怒ってもいいのにな。

 

俺だったら弁護士でもマスコミでも

 

何でも誰でも連れて、

 

警視庁に怒鳴り込みに行くよ。

 

覚醒剤を使用していないのに

 

陽性反応なんかにされたら、

 

それぐらい怒り、騒いで当然だ。

 

 以前、ある記事で

 

清原 和博さんの事件に関して

 

「現役時代ならホームランを打てば

 

汚名返上できた」

 

みたいなことが書かれてあったのを

 

目にしたが、

 

警察・検察もそうだな。それと一緒だ。

 

不祥事があっても、

 

何か大きな事件で犯人を逮捕し、

 

事件を解明、重刑を求刑すれば、

 

世間はよくやったと手を叩き、

 

不祥事を水に流したり、

 

忘れたりする。

 

それが彼らの犯罪、不正を

 

助長させている一因にも

 

なっているのではないかなと

 

俺は思うよ。

 

だから俺は絶対水に流すことも、

 

諦めることもしない。

 

例え不正を働いた検事がそのことを

 

墓場まで持って行ったとしても、

 

俺は地獄の底まで追い掛けて

 

白状させてやる。

 

自分の人生のことなんて、

 

二の次、三の次で構わない。

 

とにかく地道にこつこつと頑張るよ。

 

無罪は一日にして成らずだから。

 

 

「もし抗議しないのなら、

 

それは自ら進んで不適切な扱いを

 

受け入れているのと同じことです。

 

自分で自分に敬意を払わないで、

 

どうしてだれかに

 

敬意を払ってくれるよう頼めますか?」

 

     エドワード・スノーデン

     「サンデー毎日」より抜粋

     (毎日新聞出版)

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

日本人、外国人、人間

$
0
0

つい先日、インド人の受刑者と

 

話す機会があったのだけど、

 

何だか悩んでいる様子だったので

 

ここでの生活状況を尋ねてみると、

 

同房の人間達から

 

イジメを受けているとのことだった。

 

その彼と接したのは

 

短い時間だったので、

 

あまり深く聞くことが出来なかったのだが、

 

同房の人間達がその彼の

 

やることなすこと全てに対して

 

難癖をつけてくるという。

 

例えば食事の時、

 

その彼がお祈りをしていると、

 

「何祈ってんだよ」

 

と毎回ちょっかいを出し、

 

また寝る時には

 

お腹のところで両手をクロスにして

 

横になっていると、

 

「日本ではそれは死んだ時のポーズだ。

 

縁起が悪いからやめろ」と。

 

他にも、

 

「近いからもって離れて寝ろ」と

 

指示され、布団を動かすと、

 

今度は逆側で寝ていた人が

 

「近い!あっちに行け!」

 

と怒鳴るそうだ。

 

 その話を聞いた俺が

 

「親父達(刑務官)は

 

何か言ってくれないの?」

 

と尋ねると、

 

「親父達の前では

 

皆猫をかぶっている」

 

(”猫をかぶっている”という

 

日本語を知っているのには驚いた)

 

「ここに来てから

 

日本人が嫌いになった」

 

と言っていたので、

 

「ウチの工場に来れないか

 

お願いしてみなよ。

 

ウチの工場はイジメなんかないよ。

 

頼むからそんな奴らの為に

 

日本を嫌いにならないでくれよ」

 

と頼むと、

 

「私のいた工場にもいい人はいた。

 

けど、もう無理です。

 

日本人を好きになれない。

 

(そのイジメをした人間達のことを)

 

神様はきっと見ている」

 

と空を指しながら言っていた。

 

 

 どうしようもない

 

不良外国人も中にはいる。

 

街に出ればそういった連中と

 

俺も散々ケンカをしてきた。

 

でも、ただ外国人だから、

 

文化が違うからと言って

 

からかったり、

 

差別的な目でみるのはな。

 

正直どうなのかなとは思う。

 

 以前「週刊文春」で、

 

小泉純一郎さんが対談相手の

 

阿川佐和子さんに対して

 

こう語っていた。

 

 

「(友達作戦で被爆した米兵に対して)

 

何をしてほしい?と聞いたら、

 

何も言わない。

 

自分たちの任務はこういうものだった、

 

精一杯やった、と。

 

兵士は正常な活動ができないと

 

軍隊を除隊させられる。

 

けど恨みつらみも言わない。

 

自分は日本が好きだ、と言うんだ。

 

(涙声で)こんな身体に

 

なっちゃったけどね、

 

自分は日本が好きなんだ、と」

 

 

 やっぱり他の国の人から

 

日本が好きだ、日本人は素晴らしいと

 

言われると嬉しいし、

 

こうして災害時に心よく

 

救援してくれる外国人、

 

その結果自分が苦しむことになっても

 

日本が好きだという理由だけで

 

恨みつらみもこぼさない

 

外国人がいてくれるなんて

 

本当に有り難いことだ。

 

これは当り前のことではない。

 

いろんなところで

 

外国人の方に優しく、

 

また親身になって接してくれた

 

日本人の方達全てに

 

心から感謝したい。

 

 

 

「自分と異なる人間と

 

接することの価値、なじみのない思想や

 

行動様式に出会うことの価値は、

 

どんなに高く評価してもしすぎることはない」

 

       ジョン・スチュアート・ミル

 

 

「性に合わない人たちと付き合ってこそ、

 

うまくやって行くために

 

自制しなければならないし、それを通して、

 

我々の心の中にある

 

いろいろ違った側面が刺激されて、

 

発展し完成する」

                 ゲーテ

 

 

「誰でも人間らしく生きる権利がある。

 

宗教とは何かにすがることではなく、

 

正しく生きること。

 

自らを学び差別と闘うことだ」

 

「こんな乞食坊主を

 

この歳まで生かしてくれたのは

 

インドの人々。

 

その恩に報いず、日本に帰れようか。

 

苦しむ人と共にある。

 

それが本当の菩薩道というものです」

 

         佐々井 秀嶺

         (週刊文春)より抜粋

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

 

あって当たり前ではないもの

$
0
0

横浜刑務所近辺にある

 

マンションのおかげで、

 

年末、年始とイルミネーションを

 

じっくり眺めることが出来た。

 

マンションのバルコニーに

 

そのイルミネーションは

 

設置されていたのだけど、

 

設置をした当人達はほとんど

 

そのイルミネーションを

 

見ることはなかったはずだ。

 

そう考えると、

 

俺達受刑者の為だけに

 

わざわざ毎年設置を

 

してくれているのかもしれない。

 

(実際、そのイルミネーションは

 

刑務所の消灯後9時過ぎには

 

いつも消えるんだ)

 

嬉しいよな。有り難いよな。

 

そんなことを考えながら

 

そのイルミネーションを眺めると、

 

また違った感想を抱く。

 

 

「みんなが考えているより

 

ずっとたくさんの

 

『幸福』が世の中にはあるのに、

 

たいていの人はそれを

 

見つけられないのですよ」

 

       M・メーテルリンク

 

 

「山あれば山を観る 

 

雨の日は雨を聴く 春夏秋冬

 

あしたもよろし ゆふべもよろし」

 

           種田山頭火

 

 

「晴れた日は晴れを愛し、

 

雨の日は雨を愛す。

 

楽しみあるところに楽しみ、

 

楽しみなきところに楽しむ」

 

           吉川 英治

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

覚醒剤使用による危険運転致傷罪

$
0
0

 一つの問題として

 

取り上げたいと頼んだら、

 

「いいですよ」と

 

承諾してくれたので、

 

今日もまた覚醒剤に関する話を。

 

 今同じ工場に無免許運転で

 

人身事故を起こし、

 

一年二ヶ月の実刑判決を

 

受けた人がいるのだけど、

 

その人から詳しく逮捕時の話を聞くと、

 

実際はその事故を起こす3日前、

 

覚醒剤を体に入れていたという。

 

だが、モノが悪かった為(覚醒剤の質)

 

体から抜けるのが早く、

 

逮捕時の尿検査で陽性反応が

 

出なかったそうだ。

 

(その人は過去に覚醒剤で

 

8度の逮捕歴があった為、

 

逮捕時尿検査が行なわれた)

 

もしその時、

 

その人の体から覚醒剤の

 

陽性反応が出ていれば、

 

罪名は危険運転致傷と

 

覚醒剤の使用となり、

 

一気にその量刑は

 

跳ね上がっていたはずだ。

 

そういった話を聞くと、

 

覚醒剤などを使用している

 

ドライバーを少しでも減らす為にも、

 

もっと尿検査などの精度が

 

上がらないものかなと思ってしまう。

 

 

 

WE'RE ON YOUR SIDENEW

- 私達はリベンジポルノを許さない -

 

石元太一の不当判決を訴える会

~石元太一氏に公平な裁判を~

 

反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」

双葉社より発売中

 

「不良録」関東連合元リーダーの告白 双葉社より発売中

 

本当にワルイのは警察 (宝島SUGOI文庫)/宝島社

¥596 Amazon.co.jp

 

 

Viewing all 1883 articles
Browse latest View live